2020/11/14 12:00
ツナミカはオーロヴィル―南インドにあるスピリチュアル・コミュニティーによる非営利プロジェクトのひとつです。
ツナミカはオーロヴィルの衣服デザインユニット、ウパサナ・デザイン・スタジオによって運営されています。
プロジェクトの目的
・震災後トラウマのカウンセリング
・被災者の収入源の創出
・女性への応援
・教育の機会
・「ギフト・エコノミー」の提示
プロジェクトは津波被害で心に傷を負った村の女性たちと向き合ってきました。プロジェクトの当初の目的は、彼女たちが経験したトラウマを乗り越えることを助けるために、クリエイティブな手作り作品の製作を通じて彼女たちのエネルギーを建設な方向に向けようとするものでした。この目的のために、沿岸の6つの村の480名の女性が、ウパサナの製品の余り布を使った小さな人形づくりの指導を受けました。プロジェクトチームは完成した人形をギフトアイテムとして広く配り始めました。人形はツナミカと呼ばれ、すぐに大きな人気を博し、人形を作った人々、そして人形を受け取った人々の間の心のつながりやアイデンティティを確かなものにしたのです。まもなく、プロジェクトによる人形作りは、180名近くの女性にとって生計を得るための手段となりました。同時に多くの人々がボランティア活動を通じてツナミカを世界中に広め、それは「ギフト・エコノミー」のさきがけとなりました。わずか18か月の間に、世界中からの寄付によって、プロジェクトは経済的にも独り立ちすることができました。
ツナミカはすでに多くの企業でも新年のギフトとして使われています。
また、プロジェクトの新しい活動として、ツナミカを教育のために使うことも教師に向けて推奨しています。ホームページにある絵本や動画をぜひご覧ください。
11/19~22中央区民文化祭(月島社会教育会館)でツナミカ・プロジェクトの展示を行います。
ぜひ遊びにいらしてください!
https://chuo-shakyo.shopro.co.jp/wp-content/uploads/2020/10/2a6c1fc608f2a1c90f088b6044377c45.pdf
11月19日(木)~22日(日) 午前10時~午後6時
※最終日は午後4時まで